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書評「JavaScript コードレシピ集」

「JavaScript コードレシピ集」読んだので感想などをまとめました。

公開日:2020年7月3日

JavaScript コードレシピ集JavaScript コードレシピ集

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ガイドブックというより辞書的なJavascript本

ICS Mediaの方が書いた本ということで、さすがにメディア運営者だけに本の構成や文章が読みやすいようになっています。

著者の方いわく、

書籍のメインターゲットは、JavaScriptの基礎を習得している初級〜中級者の方です。上級者の方には少々物足りないかもしれませんね・・・。入門書とはいえ、幅広い分野をおさえているのでリファレンスとして引けるように意識しています。

「JavaScriptコードレシピ集」を執筆しました!

とのことですが、初心者の方がこれ一冊を理解しようとすると、挫折してしまいそうです。

初心者の方は、初心者向けの本をいくつか読んでから、著者の方がいうように「リファレンスとして引ける」本、逆引き辞書として手元においておくのが良さそうです。

逆に、中級者くらいの方からすると「検索すればMDNとか無料であるよね?」と言われてしまいそうですが、「必ず目的の情報がある本で、ぱっと索引ですぐに引ける」のが本著の最大のメリットなので、検索で完結したいような方にはオススメしません。むしろ、ICS Mediaさんで、この本をそのまま検索できるサイトしてもらいたいくらいですね(課金とかで)。

すごいテクニックはあまりないかも

解説も詳しくて、厚みもあって守備範囲も広い良著なのですが、キャッチの「スグに使えるテクニック278」というのを目当てに買ってしまうとちょっと拍子抜けするかもしれません(自分はしました)。

どの項目も、基本的にはJavascriptのメソッドやプロパティ、ECMAScriptの流儀の解説なので、テクニックというか文法の解説って感じです。テクニックというと、「こんな汚いコードも、こうやれば短くてスッキリするぞ」とか、「この書き方じゃなくて、こうやれば効率が良い」とか、そういうのを期待しますが、そういうのはありません。

まあ、コードテクニックは、実際にGithubに上がっているトップエンジニアの方の書いたものを読み込むのが一番ですよね。

Author

Koji Kadoma
Member of codit.work

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