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フルAMPサイトを10サイト運営したのでメリット・デメリットをまとめてみる

この1年でフルAMPサイト(デフォルトで全ページがAMPフレームワーク)を10サイト運営したのでメリット・デメリットをまとめて見ました。

公開日:2020年5月28日

フルAMPサイトのメリット

速い・軽い

AMPに対応したサイトにすると、必然的に重いスクリプトなどを除外したサイトになるので、ロードが高速で軽量なサイトになります。

AMPはGoogleなどにキャッシュしてもらうことで高速ロードを実現していますが、フルAMPサイトは無駄が少ないのでキャッシュからでなくても高速化できます。

HTMLがキレイになる

AMPページであるための検証が厳しいので、比較的正しいHTMLで書くようになります。例えば、画像にaltを忘れたとか、widthがないとかはAMP Validatorがエラーを吐くのですぐにわかります。

また、YoutubeやTwitterなどは専用のコンポーネントがあって、短いコードでコンテンツを挿入できるので、文章コンテンツがHTMLだらけにならなくて見通しがよくなります。

ホットトピックス&ニュースフィード登録されているとSEO効果あり

ホットトピックスを書くサイトであれば、サイトがGoogleからニュースフィードとして認識されていれば、検索直下のAMPフィードで表示されるのでSEO効果抜群です。

ただし、これは中小サイトでは難しいでしょう。

「AMPページだと見栄えや中身が違う」を回避できる

これはAMPのメリットというよりかは、フルAMP化することのメリットですが、よくある「AMPページだと通常ページよりも中身が薄い」的なことは回避できます。

が、デメリットにも書きますが、「AMP化することで出来なくなること」が結構あるので、サイトによっては「デフォルトでコンテンツが減る」ということもあるかもしれません。

フルAMPサイトのデメリット

AMPの制限に苦しむ

日記くらいのブログやベタページレベルであればAMPのフレームワークに乗っかっておけば簡単にそれっぽいサイトができるので良いのですが、本格的な機能を実装すると途端に苦しくなります。

amp-scriptが実装されたとはいえ、使えるJavascript APIには制限がありますし、カスタマイズしていくほどに「あれもダメ、これもダメ」となって辟易してきます。

SEO的にはそこまでメリットがない

すでにSEOで上位にあるドメインとかなら、Discoveryとかでフィードされて新たな集客が見込めるのですが、スタートしたばかりのサイトではAMPであることでSEO的なメリットはほぼありません。

AMPページのSEO的なメリットおあえていうなら、

  • ページが軽量
  • 構造がシンプル

という点でしょうか。

Googleが推奨するからSEOに効果あるなんて期待しても、あまり良い結果は出ないかもしれません。


フルAMPサイトのメリット・デメリットでした。

この1年の開発案件は、Vue.jsのSPAサイトが40%、フルAMPの静的サイトが60%くらいの割合でしたが、どちらもこれからの技術だったりするので、地道に知見を深掘りしていこうかと思います。

Author

Koji Kadoma
Member of codit.work

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